情報資源辞書システム(IRDS: Information Resource Dictionary System)は、データベースや情報システムにおける情報資源を統合的に管理するためのシステムです。以下にその特徴を詳しく説明します。
特徴
- 統合管理:
- データ辞書だけでなく、情報資源全体を対象とします。
- データベース設計やソフトウェア開発支援に必要な情報を一元化。
- 標準化:
- 情報資源の定義や管理方法を標準化することで、データの整合性を向上。
- 全社的な情報システムの統一を支援。
- 応用範囲:
- データベース設計、ソフトウェア開発、情報システムの保守など、多岐にわたる分野で活用。
- JIS規格:
- 日本では、JIS X 5901として情報資源辞書システムの枠組みが定義されています。
このシステムは、企業や組織が情報資源を効率的に管理し、データの重複や矛盾を防ぐために重要な役割を果たします。