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ステートフルインスペクション方式 / Stateful Inspection

ステートフルインスペクション方式(Stateful Inspection)は、ファイアウォールの一種で、通信セッションの状態を監視し、過去のセッション情報を基に通信の正当性を判断する技術です。

仕組み

  • セッションの監視: TCPの3-wayハンドシェイク(SYN, SYN-ACK, ACK)やシーケンス番号など、通信セッションの状態を監視します。
  • 動的な許可: 戻りの通信については動的に許可し、正当な通信のみを通過させます。
  • トランスポート層までの情報を利用: トランスポート層(第4層)までの情報を基に動作します。

メリット

  • 高度な攻撃防御: パケットフィルタリング方式に比べて、より高度な攻撃を防ぐことができます。
  • 効率的な不正通信ブロック: セッションの状態を把握するため、不正な通信を効率的にブロックできます。

デメリット

  • ネットワーク負荷: セッションの管理が必要なため、ネットワーク負荷が増える場合があります。
  • 設定の複雑さ: 初期設定や管理がやや複雑になることがあります。

ステートフルインスペクション方式は、特に企業ネットワークのセキュリティを強化するために重要な技術です。

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