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【伊勢といえば】300年以上愛される名物「赤福」

「お伊勢さん」として親しまれる伊勢神宮。 そのお膝元で、参拝客の心と体を癒やし続けてきたお菓子といえば、やっぱり「赤福餅」ですよね。

お土産として頂いたことのある方も多いと思いますが、実はその歴史や、現地(本店)でしか味わえない楽しみがあるのをご存知でしょうか?

今回は、伊勢に行ったら絶対に立ち寄りたい「赤福」の深い魅力についてご紹介します。

1. 創業は江戸時代!五十鈴川を模した美しい形

赤福の誕生は、なんと宝永4年(1707年)。富士山が噴火した年と同じというから驚きです。300年以上もの間、変わらぬ味を守り続けています。

箱を開けると現れる、あの特徴的な波打つ形。 これは伊勢神宮の神域を流れる「五十鈴川(いすずがわ)」の清流を表現しているそうです。

  • 餡についた3つの筋: 清らかな川のせせらぎ
  • 白いお餅: 川底の小石

こうして意味を知ってから見ると、ただのあんこ餅ではなく、一つの芸術作品のように見えてきませんか?「赤心慶福(せきしんけいふく)」という言葉から名付けられた通り、まごころ(赤心)を感じる美しさです。

2. シンプルだからこそ奥深い味わい

赤福餅の構成は、非常にシンプル。「お餅」と「こし餡」、たったこれだけです。 しかし、そのバランスが絶妙!

北海道産の小豆を使ったこし餡は、水分量が多めでさらりと溶けるような口どけ。お餅は柔らかく、もちもちとした弾力がありながらも歯切れが良いのが特徴です。

甘すぎず、くどくない。 「もう一個だけ…」と手が伸びてしまい、気がつけば箱が空になっていたという経験があるのは私だけではないはずです(笑)。

3. 通の楽しみ方は「本店」でのイートイン

お土産の赤福ももちろん美味しいですが、伊勢を訪れたなら「赤福本店」で作りたてを食べるのが一番の贅沢です。

明治時代から続く本店の建物は、歴史を感じる重厚な佇まい。 朱塗りの竈(かまど)から湯気が立ち上る店内に入り、縁側に座って五十鈴川を眺めながらいただく赤福は格別です。

本店では、作りたての赤福餅(2個)と、伊勢茶のセットが頂けます。 この「伊勢茶」がまた、無農薬栽培の番茶を使用しており、香ばしい渋みが赤福の甘さを引き立ててくれるんです。指で餅をすくい上げるようにして食べるのが、通のスタイルだとか。

4. 夏と冬、季節限定の味も見逃せない

実は赤福には、季節ごとにしか出会えないメニューがあります。

  • 夏限定「赤福氷(あかふくごおり)」 抹茶蜜のかかったかき氷の中に、特製の餡とお餅が入っています。冷たい氷と馴染むように、通常の赤福とは別で作られた特別なものが入っているというこだわりよう。
  • 冬限定「赤福ぜんざい」 注文を受けてからお餅を焼いてくれる、熱々のぜんざい。カリッと香ばしい焼き餅と、大粒の小豆の優しい甘さが、冷えた体に染み渡ります。

まとめ:伊勢の心「赤福」を味わおう

ただのお土産菓子にとどまらず、伊勢の歴史や風土そのものを味わえる「赤福」。

伊勢神宮で心を清めたあとは、ぜひ本店で五十鈴川の風を感じながら、至福の一服を楽しんでみてください。お家で食べるのとは一味違う、特別な思い出になること間違いなしです!

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